黙秘権と取調拒否権 ‐ 刑事訴訟における主体性

取調室で自白の強要や侮辱に耐えながら、ひたすら沈黙していることを「黙秘権」と呼ぶのはブラックジョークだ! 黙秘権を実際に行使するための具体的方法として取調拒否権、出房拒否権を提案する。黙秘するということは取調べを中断することでなければならない。 第1章 刑事司法の現状と問題点 第1節 本章の課題 第2節 誤判・冤罪にみる司法 第3節 刑事施設と人権 第4節 司法、メディア、社会意識 第2章 国際人権法から見た日本司法 第1節 本章の課題 第2節 拷問禁止委員会勧告 第3節 自由権規約委員会勧告 第4節 社会権規約委員会勧告 第5節 国連人権理事会普遍的定期審査 第6節 拷問禁止委員会一般的所見第三号 第7節 国連人権理事会拷問問題特別報告書 第3章 代用監獄と取調べの実態 第1節 代用監獄実態アンケート結果(一) 第2節 代用監獄実態アンケート結果(二) 第3節 未決拘禁改革のために 第4節  刑事訴訟法理論の新展開 第4章 取調拒否権の法理と実践 第1節  取調拒否権の思想 第2節  黙秘権と取調拒否権 第3節  取調拒否権の実践と法理 第5章 現代国家の刑事法イデオロギー 第1節 対テロ戦争の時代 第2節 ワイドショー刑法 第3節 資本主義刑罰 第4節 植民地刑法の再臨 第5節 市民刑法克服の課題 第6章 批判的刑事法学のために 第1節 吉川経夫の刑事法学 第2節 批判的刑事法学への評註 第3節 人間疎外とたたかう刑事法学 第4節 厳罰主義刑法から人間的核心刑法へ 第5節 国家暴力犯罪の歴史を問い返す 第6節 刑法イデオロギーの解体と溶解 第7章 櫻木澄和の刑事法学 第1節  櫻木刑事法学との出会い 第2節  歴史の中のマグナ・カルタ 第3節  近代市民革命と刑法――近代刑事法原則の素描 第4節  現代国家の危機と刑事法 第5節  現代法と主体-客体-関係の構造
型番 9784380160080
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