ヘイト・スピーチ法研究要綱

『ヘイト・スピーチ法研究要綱 – 反差別の刑法学』
MAEDA, Akira, Outlines of Hate Speech Law
前田 朗

定価:本体5,400円+税
A5判 ハードカバー 542頁(10月刊行予定)
ISBN978-4-380-21005-1  C0032

この社会全体が「歴史修正主義」に染まってしまったのはなぜか?
差別排外主義が跋扈する社会から民主主義を実現する社会を目指すために「戦後日本の民主主義」を根幹から問う必要がある。

「社会構成員の一部を排除するレイシズムと民主主義は両立しない。レイシズムの具体的な現象形態であるヘイト・スピーチ、ヘイト・クライム、人道に対する罪・迫害、ジェノサイドは民主主義を破壊する。民主主義を実現するために、レイシズムとの闘いが求められる。ヘイト・スピーチの刑事規制、民事規制、行政規制、反差別教育、対抗言論のすべてを総動員して民主主義を守り、人間の尊厳を守らなくてはならない。

憎悪言論は社会を破壊するので、包括的な差別禁止法とヘイト・スピーチ処罰法が必須不可欠である。差別とヘイトを擁護する特権主義の憲法学を博物館に収蔵しなくてはならない」
(はしがきより)
販売価格 5,400円(税抜)
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