植民地教育とはなにか

『植民地教育とはなにか – 現代日本を問う』



佐野通夫



四六判 ソフトカバー 176頁

ISBN978-4-380-20001-4 C0036

定価:本体1400円+税



……植民地を持った国の側では植民地の人びととの対等な関係を認識することができなくなりました。人間は、どこにどう生まれても同じ人間です。そのような人間同士の対等な関係に気付くことができず、相手の人を軽蔑してみる風潮が拡がりました。
このように、世界への「認識」を作り出していく「学問」、それ自体が、欧米の支配のための「学問」として存在していました。
欧米だけでなく日本も、欧米の支配に「追いつく」ために、その欧米の「学問」体系を取り入れてきました。
「教育」と「植民地」を本書ではアフリカのジンバブエ、そして朝鮮の植民地支配から考えていきたいと思います。(プロローグより)
型番 20001
販売価格 1,400円(税抜)
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