他者の声を聴く 在日朝鮮人文学への応答

『他者の声を聴く 在日朝鮮人文学への応答』(5月末刊行予定)

宮沢 剛
A5判 ソフトカバー 304頁
ISBN978-4-380-26003-2 C0095
定価:本体2700円+税

「当事者」が非「当事者」とは異なる〈現実〉を生き、異なる〈現実〉を見ているのなら、「当事者」が�犲�らの�疂験悗鮓Φ罎垢襪海箸砲蓮嵒�然性」がある。一方で、同じ権力構造の中をマジョリティ(非「当事者」)として生きる者がマイノリティ文学を如何に読み、如何に論じるのかという問いを折り込みながら行う研究にも意義があると思う。そうした研究は、�狠耄��疆�な視点から対象を�犁甸儉疆�に観察・分析した研究とは言い難い。しかし、マジョリティに属する研究者が、研究対象の文学者や小説の主人公にとって自分は何者なのか、自分の研究を成立させている条件は何か等を問いながら行う研究は、文学作品が自分にもたらす戸惑いや違和感を手掛かりに、文学作品が潜在的に持っている、構造化された差別に対する抵抗力を明らかにする可能性がある。本論に収めた論文の多くも、そうした視点を伴って書かれている。本書の副題を在日朝鮮人文学�猩性瓩任呂覆�「在日朝鮮人文学への応答」とした所以でもある。在日朝鮮人文学を研究対象とする本書は、いくつかの章で、在日朝鮮人の文学者や作中人物と向き合った際に私の中で立ち上げられた�狷�本人としての自己�瓩魄媼韻靴覆�ら書いた。(著者まえがきより)
型番 26003
販売価格 2,700円(税抜)
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